略歴
国際基督教大学教養学部卒業。立教大 大学院社会学研究科修了。精神科心理カウンセラーを経て1980年より産業能率大学総合研究所に勤務。EAP(従業員支援制度)の世界的ネットワークEAPAの日本人第1号会員としてその紹介に尽力。「健康経営」に先鞭をつけたとされ2018年度日本産業カウンセリング学会功労賞受賞。2004年退職、国際社会心理研究所を設立し現在に至る。仏教と心理臨床の重なりを明らかにすべく作業を進めている。国内海外に多数の論文等を発表。主著に「ロジャーズを読む」、
「図解雑学心理学入門 等。
講師からのメッセージ
担当講座名や略歴からお分かりのように、仏教関係の講座を担当させて頂いていますが、お寺のお坊さんでも仏教学の研究者でもありません。ただの「心理カウンセラー」に過ぎません。また特定の宗教の信者でもないのに、なぜか若いときからいろいろな宗教にふれる機会がありました。
こうして長い間いわゆる「宗教遍歴」を続けた末に、最後は仏教の世界にたどり着いて、いろいろ勉強させて頂くと、カウンセリングの世界でやってきたこと、考えてきたことは、みんな1600年前にお釈迦さまがおっしゃっていたことなんだ、ということが分かりました。
お釈迦さまは「人生は苦だ」と言われましたが、そのとおり、悩みや苦しみを抱えていないひとはいません。仏教というと「古臭い」とか「難しい」とか、みなさん「腰が引ける」のですが、この講座では「日常のちょっとした困りごと」から「ストレスになっていること」を取りあげていきますので、ご安心下さい。ご受講をお待ちしております。