翠 酒湖
先生
一般社団法人 日本美術家連盟会員 現代水墨酒湖の会主宰
略歴
1948年水戸市出身
洋画を学んだ後フジ美術版画工房にて版画の摺り師として 李 禹煥 草間彌生 篠田桃江 片岡珠子 ら多くの著名アーティストの作品を手がける。
1981年より奈良の老舗墨屋墨運堂に勤務。その間中国・台湾を訪問、水墨画古典を学ぶ。在職中水墨作家翠酒湖の雅号で作品の発表を続け、数々の受賞を重ねる。
2008年定年で勤務を終え、その直後よりユーキャン美術事業部に嘱託として勤務。「月刊水墨画」編集長を務める。2016年契約満了で退職。現在茨城県内カルチャー教室にて現代水墨画の講師を務める。
講師からのメッセージ
水墨画は長い歴史を持つ東洋の芸術です。単に墨で描けば水墨画というのではなく、墨だからこそできる、墨でなければできない表現があります。古典を正しくしっかりと学び、それを現代のアートとして表現し、後世に伝えていく必要があります。墨・紙・筆といった東洋独自の画材の特性をも正しく知識として得ることも必要です。カルチャー教室では何よりも楽しくをモットーに基本的な筆遣いを学びながらホンモノの水墨画を体得していきます。