青木 春美・井床 知子
先生
日本デコラティブペインティング協会講師会員
パンチュールペイザンヌジャポン代表
略歴
静岡県焼津市在住。
1984~1990年スイスのジュネーブ在住。Annemarie BITENHARDER先生に師事し、「パンチュールペイザンヌ」の技法を習得。
1993年のスイス大使館後援による渋谷東急百貨店での作品展をはじめ、静岡・愛知・香港・神奈川などで作品展を開催。
現在、東京・神奈川・静岡・愛知・大阪にて定期レッスンを行う。
講師からのメッセージ
フランス語の「パンチュールペイザンヌ」とは英語では「フォークアートペインティング」、日本語では田舎風の素朴な絵、農民の絵を意味します。
私が住んでいたスイスのジュネーブでは公用語がフランス語で、木への装飾絵付をパンチュールペイザンヌ(peinture paysanne)と読んでいました。
16~17世紀の貴族や上流階級の人々が家や家具を彫刻、又は絵を描いたりして装飾していたものをアルプス地方(スイス、ドイツ、オーストリアにまたがる)の農民階級の人々が手持ちの家具に模倣したところから農民の絵という名前がつけられるようになりました。
古くなって色あせた木製家具に花や風景を描いてよみがえらせるという木への深い愛情と経済的な理由から生まれたこの手工芸も、現在はよりデコラティブになり、木をはじめ、ガラス、ブリキ、布などの小物にも描かれ、楽しまれています。