吉波 京子
先生
イタリア金箔工芸 スコーラ・デコ・フィオレンティーノ講師
略歴
1991年、日本で初めて開かれたスコーラ・デコ・フィオレンティーノのワークショッ
プに参加、東京でイタリア、フィレンツェ発祥の伝統金箔工芸の技法を学び始め、フィレンツェの工房での研修も体験。東京、神奈川のカルチャースクールで講師を務める。
講師からのメッセージ
「フィオレンティーノ」とは「フィレンツェのもの」という意味です。14世紀から16世紀にかけてルネッサンスとともに栄えた芸術の都イタリア・フィレンツェでは、多くの芸術家、建築家や優れた職人が活躍し、草花をモチーフにした対称模様を用いた数々の家具調度品が制作されていました。このフィレンツェの伝統木工芸を継承しつつ、趣味として楽しめる様に工夫した金箔工芸が「デコ・フィオレンティーノ」です。
レッスンでは型押しデザインを施した素材に金箔を貼り、その上に彩色した後、デザインをくっきりと浮き上がらせるためのアンティーク加工を施して仕上げます。大きな家具や鏡、ジュエリーボックス、トレイからコースターやアクセサリーなどの小さな作品まで、世界で一つだけのオリジナル作品が制作できます。ぜひ一度見学にいらしてください。