杵家弥江宏
先生
杵家弥江宏長唄三味線教室主宰
一般社団法人長唄杵家会理事、長唄協会会員
略歴
1964年生まれ、長唄唄方。学習院大学在学中に長唄を始める。
卒業後、本格的に長唄に取り組み、現在は三味線を杵家派家元・六世杵家弥七に、唄を二世杵家弥佑に師事。
2002年に鎌取カルチャーと美浜カルチャーで長唄三味線教室の講師を始める。地元千葉で指導に励む傍ら、長唄協会や杵家会での演奏会にも多数出演している。
講師からのメッセージ
一昔前は身近な楽器であった三味線。いつの間にか日常の風景から姿を消してしまいましたが、洋楽一辺倒で育った世代には逆に目新しく、
心に沁みる音色と感じるようで、今また関心を持たれる方が増えて
います。
元来譜面がなく、正確な調弦ができるようになるまで三年かかるなどと言われ、習得が難しいと思われていた三味線ですが、当会は四世杵家
弥七考案の文化譜(いわゆるポジション譜)を用い、短期間で上達する
よう工夫しております。
コロナ禍で自由に外出できなかった頃、私自身も三味線を弾くことで随分心を慰められました。三味線の音色、旋律って本当に素敵ですよ。
皆様もおうち時間を充実させませんか?