保坂 徹
先生
楽しく試してためになる『さんたぽすと』講座主任講師。株式会社TMPhoenix代表。児童発達心理士。
略歴
1967年生まれ。卒業後数社を経て、1995年から教育関連の仕事に就く。塾講師、家庭教師、イベント等の出張講座を継続中。茨城県生涯学習センターおもしろ理科先生登録講師。平成31年には、同県教育財団より、感謝状を賜わる。
講師からのメッセージ
理科実験工作では身の回りの材料を使い、原理や法則などを楽しく学習します。参加者が自ら作業することによって、ショー的に見分するよりも現象の本質を体感できます。また、工作家庭において、様々な学習要素を含ませ、付加価値の高い充実した授業とすることができます。例えば、紙コップとストローを使った教訓茶碗の工作では、大気圧の働きや、サイフォンの原理を扱いますが、「欲張りはいけないよ・・・」というイソップ的な教訓が生まれます。その現象は、人が人にお説教するのではなく、大気という環境が私たちに発してくれる重要なメッセージとしてとらえることができます。
キッズプログラミングでは、意図するものを実現するためにどのような動きが必要で、それをどのように組み合わせたらよいか。意図したものにより近づけるには、何が問題でどのように改善すればよいのか、また、他の要素と矛盾はないか。それらを考えてゲーム等の作品を作ります。論理的思考とシステム思考が養われます。この考え方はあらゆる社会問題の解決に貢献できます。プログラマーになるかならないかは別として、今後より一層求められる人材スキルになると考えられます。