社外活動

老舗探訪 第3回 株式会社呉竹様

老舗探訪

第3回・株式会社呉竹様~明治35年創業のアート&クラフトカンパニー~

老舗探訪・第3回は奈良県に本社がある株式会社呉竹様をご紹介させていただきます。

株式会社呉竹について

ホームページ https://www.kuretake.co.jp/

創業 明治35年(1902年)10月1日  創業124年
設立 昭和7年(1932年)8月16日

事業内容:
墨、書道液、書道用品、書道セット、水墨画用品、絵てがみ・水彩スケッチ用品、筆ぺん、マーキングペン、
カリグラフィーマーカー、店頭サイン用品、ホビークラフト・スクラップブッキング用品の製造、販売および輸出入、化粧品製造・販売

受け継がれてきたこと、思いなど(HPより抜粋)

呉竹は1902年、奈良で製墨業として歩みを始めました。
以来120年以上にわたり、私たちは「書くこと」「描くこと」の本質を追求し、伝統を大切にしながらも、新しい挑戦を続けてまいりました。
液体墨「墨滴」は、「墨を摺る時間を減らし、もっと練習に集中したい」という教育現場の声から生まれました。筆ぺんは、筆の繊細な表現力と現代の使いやすさをあわせ持つことで、書道用品の可能性を大きく広げました。これらの製品は、書やアートの世界に新しい価値を生み出し、筆記具のイメージそのものを変えてきました。
一方で、固形墨では、奈良墨の伝統的な製法を今も守り続けています。職人の手によって生まれる墨は、文化と技術の結晶です。その価値を日本だけでなく、東アジア、そして世界へ広げるため、グローバルにも力を入れています。墨の香りや磨りごこち、書き味を通じて、世界中のお客様に“ワクワク”と“感動”をお届けしたいと願っています。                                    
こうした製品づくりの中で培われた「微粒子分散技術」は、今や呉竹の技術力の核となっています。墨の粒子を均一に分散させるこの技術は、書道用品だけでなく、アート&クラフトや化粧品、さらには産業分野の製品にも応用され、品質や表現の幅を広げています。                 
現在は「書道」「アート&クラフト」「コスメティック」「産業用製品」の4つの分野を中心に、国内外のお客様へ“モノ”と“コト”をお届けしています。墨や筆、ペンの開発で培った技術は、世代や国境を越えて、人々の創造性を支えています。                                                   これからも呉竹は、手書きや手づくりの価値を見つめ直し、創造する喜びと表現する楽しさを世界中に届けてまいります。
伝統に根ざしながら未来に挑み続ける企業として、皆さまの暮らしに彩りを添えられる存在でありたいと考えています。


2026/3/13 本社呉竹様 「墨づくり・墨彩色」工場を見学させていただきました!

中国・朝鮮・日本など東アジアで古くから筆記材料として使われてきた墨は、数千年の風雪に耐える記録材料として、歴史を語り伝えて今日に至っています。 製墨については、推古天皇一八(610)年に高麗の僧、曇徴が墨造りを伝えたとの『日本書紀』の記載より古い史料は見当たりません。ともあれ朝廷の置かれた明日香で墨造りが始まり、なかんずく宮廷に造墨手が置かれて、本格的に生産されるようになりました。 
政治の中心はやがて明日香から奈良へ、奈良から京都へと移ります。墨造りは遷都とともに奈良で行われるようになったに違いありません。ところが都が京都へ移ってからも、奈良にたくさんの社寺が残り、学問の中心として栄えましたので、墨造りの技はここに留まりました。
以来一千年余、伝統産業として全国需要の90%がここ奈良で造られています。職人技が素晴らしいです。

お話しいただいた方

固形墨製造責任者 綿谷政裕様

墨作りの工程について、貴重なお話をありがとうございました!

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