柏柳 明子
先生
俳句結社「炎環」同人・現代俳句協会会員
略歴
【俳句歴】1996年:俳句結社「炎環」入会、2001年:俳句結社「炎環」同人
【受賞歴】第30回現代俳句新人賞・第18回炎環賞・第27回豆の木賞
【句集(著書)】『揮発』(2015年)、『柔き棘』(2020年)
【他の講師歴】2021年~川崎市生涯学習財団・キラリ文化教室「俳句入門」講師
【過去の作品掲載】朝日新聞「あるきだす言葉たち」、毎日新聞「季語刻々」、愛媛新聞「季のうた」、俳句総合誌『角川』『俳句四季』『俳壇』等
講師からのメッセージ
俳句は十七音の短さながら、季語を入れることにより小説のような大きい表現が可能となる、不思議でゲームのように面白く、取り組み甲斐のある表現です。
俳句を作りはじめると自然と季節や身の回りのことに敏感となり、観察眼と感性が磨かれていきます。ありふれた毎日が「実は発見が多く、魅力的だった」ことに気づく瞬間が多くなります。その結果、少々のストレスも俳句を作ることでいつか消えてしまうことも。
受講生の皆様には俳句の作り方を実践的かつわかりやすくお伝えするとともに、四季折々の季語を実際に使うことで季節や暮らしを見つめ直し、愛おしむことのできる機会となればと思います。また、授業は基本的に「句会形式」で行います。作るだけでなく他の方の俳句作品を鑑賞することで、全員で楽しい時間と場を共有できるように努めたいと思います。
俳縁は人の縁。ぜひ、俳句の豊かな世界を体験してみて下さい。お待ちしております。