酒井 桃里
先生
書家、五行歌人
純正書法連盟理事
略歴
1956年、東京都中野区に生まれる。学習院大学法学部政治学科卒業。
中学から書道部に所属して、森永喜和子、宇賀壽子の指導を受け、「筆蹟」「全書芸」の競書で活躍。社会人になってからは桜井小石の通信教育で学び続け、退職後に高橋蒼玄の弟子となる。ペン、漢字、かなの三部門で「師範」取得。2013年より株式会社カルチャーの書道講師となり、現在に至る。
講師からのメッセージ
電子文字全盛の現代、手書きは貴重になっていると思われ、味わい深い書道作品を創作する楽しさ、奥深さをお伝えしたいのです。
長年毛筆を学び得意としてまいりましたが、近年は筆ペン志望の方が増えています。ボールペンも然りです。初心者の方にはまず、文字のあるべき姿を知り、それを頭の中に映像として思い浮かべ、より正しく美しいものに更新してゆくことが重要です。そして確立した映像を用紙に再現するために技術と習練が必要となります。手軽な筆ペンは、洋紙に書くことができ、百人一首もさらさら書けます。
短歌や俳句を詠む方は、自詠を色紙や扇面に作品として創り上げられたら最高です。またそうでなくても、各人のニーズに合わせたお手本をお渡ししていることが本講座の特長です。