竹内 素琳
先生
石州流茶道水戸何陋会常任理事/茶道教授
略歴
およそ40年程前、石州流水戸何陋会入門。仕事に従事する傍ら、子育てを経て、15年後石州流茶道教授免状を取得。自宅に於いて指導を始める。通常は水戸何陋会常任理事として、水戸の茶道文化の発展に、様々な行事に参加。並行して自宅での稽古に加え、平成25年よりエクセルカルチャーセンターで第1・3の火曜日、木曜日の夕方6時30分~8時30分の講座を担当。小学生から男女を問わず、主に現役世代の方々を中心にお稽古に励んでいる所です。
講師からのメッセージ
『茶の湯の修練と創造=自然体』 茶の湯における修練と想像力(性)の関係は、どんなだろうと考えます。 茶の湯の作法と点前は、人と人が気持良く過ごす為の手段です。普段の稽古のくり返しや修練にリズム感を与えるのは、存在の理に適った道具達であり、流儀に則った所作、点前であり、加えて、ここに座する人達の想像力(性)創意工夫が大切です。それらが綯い交ぜになり生まれる、自然でいながら実はそうではない生き生きとした茶の湯が表現できます。その事こそ、時代を経て先達より続いてきたのだと思います。 形だけの写しではすぐに飽きてしまいます。逆に伝え憎いモノです。点前を覚えてゆく事が楽しかった時を越え、成長していると云う実感と継続が大切です。心と体を少し整え、点前座に座する時の何とも云えぬ気持の良い事。それは昔から伝えられた道具組み、点前や作法に加え、そこに座した人が想像力を働かせ表現するするから生き生きとした、茶の湯が表れるのです。 兎にも角にも始めてみましょう。好きである気持をずっと持ち続けましょう!