書画の裏打ちと表装技術

  • 見学可

伝統的な技法をわかりやすく指導いたします。小作品の裏打ちからはじめ、紙装の小掛軸から裂地を使った掛軸、色紙掛け、額装も習得できます。趣味と実益の講座です。
掛軸の歴史、名称、道具の解説・作品の裏打(表紙の裏打と作品の裁断/表紙の裁断と継立/成形/総裏と軸・八双つくり/仕上げ)
中級クラスは、裂地の裏打ちの練習と裂地を使って二段表具をつくります。
上級・研究科クラスでは、たれ風帯のついた大和表具、色紙掛、袋表具、利休仕立、創作表具、屏風、巻物などを製作します。
目安としては、3ヵ月で1本の掛軸をつくっていきます。

日程 2025年05月08日, 2025年05月22日
曜日 第2, 第4 木曜日
時間 10:15 ~ 12:15
受講料(税込) 8,800円
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講座情報

講師名 薮田 夏秋
中林 由利
曜日 第2, 第4 木曜日 時間 10:15 ~ 12:15
受講料(税込) 8,800円 教材費(税込) 220円
持ち物 ・筆記用具、エプロン、ぼろ布
・ご入学の際には、初回教材セット(約11,550円)が必要となります。
・初級の方は、半紙大の書画作品をお持ち下さい。(作品のない方はご相談下さい。)
備考 随時ご入会いただけます。
[講師からのメッセージ]
伝統的な和の工芸を、とてもわかりやすく、手をとって教えますので、まったく初めての方でも無理なく覚えられます。また、まわりにはベテランの方もおられて、その仕方をみることも勉強になります。受講された方は、とても充実した時間を過ごせたと言われ

※上記費⽤の他に別途運営維持費を頂戴いたします。

講師プロフィール

薮田 夏秋 先生

日本表装研究会会長

薮田 夏秋

略歴

1939年京都市生まれ。京都府立大学文学部国語学科卒業後学術出版「綜芸舎」経営。 拓本家として日本の多くの文化財の拓本を展覧会で発表。フィンランドの世界版画会議で拓本のデモンストレーションをする。また表装家として数年ごとに東京銀座鳩居堂で個展を開催。カルチャースクールや芸術大学で表具の指導。著書『掛軸の作り方』『裏打ちのすすめ』『額と屏風を作る』『巻物・折り本つくり』作品集『拓の装い』『書の装い』 08年にNHK海外への日本文化紹介番組「掛軸」やNHKで表具制作で出演。TBSの番組に作品10点展示。

講師からのメッセージ

表装は中世から盛んになった美術を飾ったり、室内を装飾する掛軸や屏風、額、巻物を作る表具師による伝統工芸です。今は和の空間が減って、表具師の人口も減りました。私の教室では四十年以上にわたって、一般の方に表具を教えることで裾野を広げてきました。特徴は人様の作品を仕立てるのではなく、自分の作品やお友達の作品を仕立てて、楽しみながら作業することです。個性があって、作業は早いが少しざっくりとした仕上がりになる人、なかなか進まないが丁寧に仕上げる人など、いろんな方が来られます。マンツーマンで責任をもって仕立てを手伝いますので、半年に一度は素敵な掛軸などを家に飾れます。若くても年齢を重ねてもできる工芸です。

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中林 由利 先生

中林 由利

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