仏像彫刻

  • 見学可

祈りの対象としての仏像(木像)を京都仏師の伝統に基づき、仏像彫刻(木彫)の技術が覚えられるようにご指導いたします。初心者は彫刻刀の持ち方と木の削り方からを覚え、小刀一本による模様の板彫り練習をすることにより、木彫技術を身に付けていきます。次に、仏像の手、足、顔とそれぞれ部分別に彫刻練習を繰り返し、仏像の基本の形と特徴を覚えてから、全体像の制作へと進んでいきます。
仏像彫刻には根気が必要ですが、それだけに作品が完成した時の喜びは大きいものです。
講座は主に初心者を対象に進めますが、各自の技量に応じた個別指導も行います。


【初心者へのカリキュラム】
1:彫刻刀の扱い方と木の削り方
2:小刀1本による模様の板彫り
3:仏足を彫る練習
4:仏手(握り手)を彫る練習
5:仏手(開き手)を彫る練習
6:仏頭(地蔵菩薩)
7:仏頭(釈迦)
8:仏頭(観音)
9:救世観音(立像)

日程 2025年05月10日, 2025年05月24日
曜日 第2, 第4 土曜日
時間 15:30 ~ 17:30
受講料(税込) 6,600円
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講座情報

講師名 藤崎 徹
曜日 第2, 第4 土曜日 時間 15:30 ~ 17:30
受講料(税込) 6,600円 教材費(税込)
持ち物 筆記用具、テキスト「仏像彫刻のすすめ」(日貿出版/3,850円 税込)
教材費別途

◆彫刻刀や教材は進度に合わせ教室で販売(彫刻刀1本約3,300円※税込。計8本必要)
備考

※上記費⽤の他に別途運営維持費を頂戴いたします。

講師プロフィール

藤崎 徹 先生

藤崎 徹

略歴

2003年4月に松久宗麟仏所・宗教芸術院・関東支部に入会し、現在に至っております。
定年退職に当たり勧める方があり、2003年3月の「関東支部の発表会」を見させていただき、2003年4月に当会に入門いたしました。
入会して3年間で基礎を卒業し、その後は、お寺を回り、図書館で参考文献を探し、写真集を参考として求め、教本として研鑽してまいりました。
2014年からは、指導の立場で自己の研鑽と、指導をしてまいりました。

講師からのメッセージ

研鑽は努力そのもの、「好きこそものの上手なり」と、あるように、頑張ることが、最大の上達と思います。
3次元プリンターで作るのは簡単でありますが、彫刻刀を使って、こつこつと彫進めを推奨します。
私は、基礎作品完成後に、自己の研鑽を進めるために制作してまいりました。
2006年には、「大日如来」像を作成し、「宗教美術展」に出展しました。
2007年には、「不動明王」を出展しました。
2008年は、「毘沙門天」を出展しました。
2009年春の「仏像彫刻作品展(関東支部主催)」に「不動明王、毘沙門天」を出展しました。
2009年は、「薬師如来」を「宗教美術展」に出展しました。
2010年は、「月光菩薩」を出展しました。
2011年は、「日光菩薩」を出展しました。
2012年は、「薬師三尊」像を「仏像彫刻作品展」に出展しました。
2012年に、「大日如来」「不動明王」「毘沙門天」を東京都内のお寺にお預かりいただきました。
同時のタイミングで、「薬師三尊」を千葉市内のお寺にお預かりいただきました。
2013年からは、制作を続けたが、依頼を受けて制作したものが多く、残っている物のみ記載します。
「吉祥天」「瑠璃観音」「十一面観音」「阿弥陀如来」が残っております。
その他、白檀材を分けてもらったので、「地蔵菩薩(三体作成)」「聖観音(二体作成)」「不動明王」「毘沙門天」「白依観音(四体作成)」を作成しましたが、自己の元に残っておりません。
「香合仏」を作成してまいりました。

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