書画の裏打ちと表装技術

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伝統的な裏打ちの技法をわかりやすく指導いたします。
紙や裂の裏打ちの伝統を習得すれば、軸、巻子、額、屏風なども制作できるようになります。伝統的な二段表装やお手持ちの古布などを用いた創作軸装、ご希望に沿う作品を制作します。

「まずは、紙の裏打ちの技法を知りたい」
「書道展に自分で軸装した作品を出したい」
「箪笥の肥やしになっている着物を額にしたい」
「小さな葉書掛けを作って外国の友達にプレゼントしたい」
「家にある古い軸を直したい」
など、ご要望に合わせてご自分のペースで進められます。

日程 2025年05月10日
曜日 第2, 第4 土曜日
時間 12:30 ~ 14:30
受講料(税込) 8,360円
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講座情報

講師名 今川 佳香
曜日 第2, 第4 土曜日 時間 12:30 ~ 14:30
受講料(税込) 8,360円 教材費(税込)
持ち物 エプロン、筆記用具
体験時は半紙サイズ(B4程度)までの書やハガキ作品を2枚持参、教材費
備考 *体験時教材費450円程度(当日講師へ直接お支払いください)
*初回教材 裁断セット7,150円(税込)

※上記費⽤の他に別途運営維持費を頂戴いたします。

講師プロフィール

今川 佳香 先生

書家、二松学舎大学非常勤講師、日本書道教育学会書学院講師 表装作家、服飾デザイナー

今川 佳香

略歴

二松学舎大学中国文学科卒業

二松学舎大学名誉教授難波清邱を師事し、書を学ぶ。

藪田夏秋を師事し、表具の技術を学ぶ。

小笠原学園ドレスメイカー女学院にて洋裁の技術を習得

ル・サロン展 銅賞

ルッカビエンナーレ出展

伊日財団公演、ローマ外務省ギャラリー個展

国内外個展多数

講師からのメッセージ

裏打ち講座について

書を45年学んでいる中で、作品の保存、展示の方法の大切さを痛感しております。30代の頃、京都の藪田夏秋先生より、表装の技術、歴史を学び、表装の奥深さを、勉強させていただきました。

現在、国内外を問わず、「今川 佳香 書と掛け軸の意匠展」の個展を三十回以上開いておりますが、全て、自分の手で表具をした、軸、屏風、額を展示しています。使う表具の裂は、ほとんどが古布の着物、帯、袈裟などや、布に多種の箔押ししたものを使い、さまざまに意匠された軸や、屏風は好評を得ています。

書作品は、不易でありながら、さまざまに意匠された作品は、流行でもあります。「不易流行」を根幹に作品制作を続けたいと思います。

表装の技術は、決して、簡単ではありません。失敗することも多々あります。しかし、修復する気持ちで取り組んでいただくと、新たな、発見が見えてきます。

ここ、自由が丘産経学園で30年近くこの講座を持ち、多くの作家が育っていきました。どうぞ、ご見学ください。

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