田代 青山
先生
「星だより」主宰、俳人協会会員、尼崎俳句協会副会長、尼崎市芸術文化協会副会長、アルカイックカルチャー講師
略歴
1949年大阪市生まれ、同志社大学経済学部卒業。
1985年「四季」中島双風主宰に指示955年に退会。
1955年「八幡」辻田克巳主宰に師事2009年退会。
2000年「梟」矢島渚男主宰に師事、同人として現在に至る。
2010年俳句結社「星だより」創刊、主宰。 著者 句集『人魚』『油差』『明朝体の肩に瘤』『三葉虫』『風まかせ』他。
講師からのメッセージ
俳句は、世界で最も短い詩の一つです。そんな俳句で一番大切な季語は、日本人の身の回りのもの、例えば天候や行事、草花や動物に食べ物、果ては天体など、季節を感じさせるもののほとんどといってよいほど多種多彩です。そして、季語は年を経るにつけ死語となったり、新しく季語として公認されたりと、差し引きでは無限に広がりつつあります。俳句は短詩であるからこそ、言葉は厳選され省略されていますから、読み手にとっては想像の翼を羽搏かせることができます。季語の本意を知ることで喜怒哀楽などの感情は季語に託せます。句会を通じて、有季定型「季語と五七五」という小さな詩の器で、俳句の大きな世界を楽しみましょう。